「トラウマがフラッシュバック」「胃がキリキリする」――『FX戦士くるみちゃん』アニメ化にSNS戦々恐々

FX×女子大生、異色すぎる題材がついにアニメ化

『FX戦士くるみちゃん』が2026年にテレビアニメ化されることが決定した。原作・でむにゃん、作画・炭酸だいすきによる同名漫画で、KADOKAWA「月刊コミックフラッパー」にて連載中。FXという異色の題材を、ほんわかした雰囲気の女子大生・福賀くるみを主人公に描き、その可愛らしいビジュアルとは裏腹に、シビアすぎるマネーゲームの現実を突きつける作風で注目を集めてきた。

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今回の発表にあわせて、ティザービジュアルとティザーPVも公開された。ビジュアルは、FXを楽しんでいるくるみの姿を描いた「通常版」と、多額の損失を出して絶望する表情が印象的な「強制ロスカット版」の2種類。作品が持つ“ゆるさ”と“地獄”の両極端な側面を端的に表現したビジュアルとなっている。ティザーPVでは主人公・福賀くるみのキャラクターボイスも初解禁され、アニメとして動き出す本作の空気感が垣間見える内容だ。

鈴木愛奈が体現する「かわいいのにバイオレンス」な世界

主人公・福賀くるみ役を務めるのは鈴木愛奈。鈴木はFXという題材について、「絵がめちゃくちゃ可愛いのに、内容はある意味バイオレンス」と語り、0.1円の値動きで天国と地獄が入れ替わる世界の緊張感を、リアルに届けたいとコメントしている。

原作者陣からも喜びの声が寄せられた。でむにゃんは「『FX戦士くるみちゃん』奇跡のアニメ化…! 応援してくださった読者の皆様、ご尽力頂いた関係者の皆様、本当にありがとうございます…! 感無量でございます…!」と感謝を述べ、「私の負のエネルギーから生まれたFXのお話ですが、一体どんなアニメになるのでしょうか…? 今から非常に楽しみでございます…」と期待をにじませた。炭酸だいすきも、「読者の皆さま一人ひとりの応援の積み重ねのおかげ」と感謝を伝え、「アニメならではの新しい魅力が詰まった作品になると確信しています」とコメントしている。

「下手なホラーより怖い」SNSに広がる共感と悲鳴

アニメ化の発表を受け、SNS上では早くも賛否入り混じった反応が噴出している。「金融教育系アニメ」「トレーダー必修科目」と前向きに捉える声がある一方で、「かわいい絵柄のウシジマくん」「中身は完全にホラー」「下手な鬱アニメより怖い」と戦々恐々とする声も少なくない。実際にFXや投資を経験したユーザーからは、「トラウマがフラッシュバック」「胃がキリキリする」「投資経験者ほど笑えない」といった切実な反応も目立つ。誰の身にも起こり得るマネーゲームの恐怖を真正面から描いている点が、本作を“可愛い皮を被ったホラー”たらしめている理由だろう。投資ブームが続く今だからこそ、「軽い気持ちで手を出す怖さを伝える作品になりそうだ」と、その社会的インパクトに注目する声も多い。

実際、でむにゃん自身もFXトレーダーであり、SNSでは「FX戦士くるしみちゃん」「過去一、復活できる気がしない」といった、自虐と緊張感が入り混じったスリリングな投稿をたびたび発信している。

可愛らしさと絶望が同居する『FX戦士くるみちゃん』が、アニメという表現でどこまでリアルな緊張感を描き切るのか。2026年の放送開始に向け、今後の続報にも注目が集まりそうだ。

TVアニメ『FX戦士くるみちゃん』公式サイト:https://fxkurumi-info.com/