先行販売で発覚した思わぬ仕様違い、公式が対応を発表
TVアニメでも人気を博したスマホ/PC向け育成シミュレーション『ウマ娘 プリティーダービー』のキャラクター「ヴィブロス」をモチーフにしたぬいぐるみをめぐり、思わぬ形で注目が集まっている。製造元の株式会社Giftは1月7日、公式サイトで謝罪を発表。本来の設定には存在しない「耳状のパーツ」が付着する不具合が判明し、購入者に対して良品への交換、もしくは返金対応を行うとしている。
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問題となったのは、「ウマ娘 プリティーダービー ぬいぐるみ ヴィブロス」。作品に登場するキャラクターの髪型や衣装の細部まで再現した全高約20センチのぬいぐるみで、価格は税抜6,000円。2025年12月30日と31日に、コミックマーケット107のGift&あみあみブースなどで先行販売が行われていた。

「耳が4つある」SNSで広がった驚きの声
しかし、ウマ娘は頭の上に耳がある設定であるにもかかわらず、不具合があったぬいぐるみでは、髪のパーツをめくると頭の横に耳のようなパーツが付いている状態になっていた。SNS上では「人の耳が付いている」「耳が4つある」といった驚きや戸惑いの声が上がり、話題を呼んでいた。また、「設定をちゃんと知らないと付けてしまいそう」「ネコミミキャラでも起こり得る問題」と、制作工程に理解を示す意見も見られた。

Giftによると、今回の不具合は縫製仕様の誤りによるもので、キャラクター設定上は存在しない耳状のパーツが付着していたという。同社は先行販売品を購入したユーザーや作品ファンに向けて「多大なるご迷惑とご心配をおかけした」と謝罪し、対応として良品との交換、または返金を選択できるようにした。良品への交換を希望した場合、正しい仕様の商品は2026年5月上旬頃の発送を予定している。
ヴィブロス役・伊藤彩沙も反応「ぬい!?」
一方で、ネット上では今回の不具合をめぐり、意外な盛り上がりも見せている。頭の横に耳が付いた見た目について、ウマ娘の声優がコスプレをした「声優バージョン」として親しまれる動きが広がり、「公式が想定していないバージョンが誕生した」と捉えるファンも現れた。交換や返金よりも「このまま手元に残したい」という声が目立つなど、ネタとして好意的に受け止められている様子もうかがえる。
実際に、ヴィブロス役を務める伊藤彩沙は、自身のX(旧Twitter)に「ぬい!?」というコメントとともに、ヴィブロス姿の自撮り写真を投稿し、ファンの間で注目を集めた。
こうした反応もあってか、不具合品は「逆にレアでは」と捉える向きもあり、フリマアプリのメルカリでは6万5,000円といった高額で取引されるケースも確認されている。メーカーにとっては想定外の事態となったが、ファンの解釈と遊び心によって、トラブルがちょっとした“お祭り”へと姿を変えた一件とも言えそうだ。
