『鬼滅の刃 無限城編』アメリカで限定タンブラー&ポップコーンバケットが即完売「これは欲しい」

アニメ映画『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』の公開にあわせ、アメリカの映画館で販売された限定タンブラーとポップコーンバケットが大きな話題となっている。グッズの画像を添付した日本のファンのX(旧Twitter)の投稿は瞬く間に拡散し、2万件を超える「いいね」を記録。「これは欲しい」と羨望の声が相次いで寄せられている。

映画自体も北米で記録的なスタートを切った。9月12日から米国とカナダで公開され、最初の週末だけで推定7000万ドル(約103億円)の興行収入を記録。北米ランキングで初登場1位となり、日本アニメとしては史上最高のオープニング成績を樹立した。作品そのものの人気とともに、周辺グッズの熱狂的な需要も際立っている。

注目を集めているのは、日輪刀を模したストロー付きのタンブラーと、無限城をモチーフにしたポップコーンバケットである。タンブラーは竈門炭治郎、我妻善逸、冨岡義勇、胡蝶しのぶといったキャラクターをあしらい、各キャラクターの色や羽織の柄が反映されたデザインになっている。蓋には日輪刀の鍔を模したトップが取り付けられ、そこからストローが伸びる仕様で、価格は26.95ドル(約4,000円)であった。一方のポップコーンバケットは、鬼舞辻無惨の居城である無限城をイメージしたデザインで、炭治郎や禰豆子、柱たちのイラストが側面を飾る。容量は130オンス(約3.8リットル)と大きく、価格は24.99ドル(約3,700円)。鑑賞中のスナック用としてだけでなく、飾って楽しめるコレクターズアイテムとしての価値も高い。

これらのグッズは発売と同時に劇場やオンラインショップで即座に完売した。特に米国大手映画館チェーンのAMCが販売した限定アイテムは人気が集中し、公式オンラインストアでも告知なしに販売開始されたにもかかわらず瞬く間に売り切れとなったという。

映画の熱気はスクリーンの中だけにとどまらず、こうした限定グッズやSNS上の盛り上がりを通じてさらに拡大している。『鬼滅の刃 無限城編』は、作品そのものとともに周辺カルチャーも巻き込みながら世界的な現象となりつつある。