『ライアーゲーム』2026年にTVアニメ化決定!“フクナガ”はどう描かれるのか熱視線

甲斐谷忍によるサスペンス漫画『LIAR GAME(ライアーゲーム)』が、連載開始から20周年を迎える2025年、重大発表として2026年にTVアニメ化されることが明らかになった。ティザービジュアルと特報映像も公開され、SNSを中心に大きな注目を集めている。

TVアニメ『LIAR GAME -ライアーゲーム-』公式 X

『LIAR GAME』は2005年から2015年にかけて「週刊ヤングジャンプ」で連載され、人間心理を巧みに描いた“頭脳バトル”“心理サスペンス”作品として熱狂的な支持を得た。実写ドラマ(2007年)や映画(2010年)、舞台(2023年)など多様なメディア展開を経て、今回ついに待望のTVアニメ化が実現する。制作は『葬送のフリーレン』『チ。 ―地球の運動について―』を手がけたマッドハウスが担当する。

総監督には『ワンナウツ』で甲斐谷作品を手がけた佐藤雄三、監督に川野麻美、脚本は浦畑達彦が務める。キャラクターデザインは土屋圭、音響監督には小泉紀介と、実力派スタッフが集結した。

原作者の甲斐谷忍は「当時、『信じることの大切さ』をテーマに始めた連載でしたが、あれから20年、コロナ禍があったり、SNSが劇的に発達したりで、ますます人を信じることが難しい世の中になってきました。そんな時代に、アニメ・ライアーゲーム。『懐かしい』って方も『読んだことない』って方も、きっと心に響くはずです」と期待を寄せる。

アニメ化発表を受け、SNSではフクナガの描かれ方に注目が集まっている。原作では中性的な登場人物として描かれているが、ドラマ版では鈴木浩介の熱演による、キノコヘアに黒縁眼鏡の個性的なキャラクターで視聴者に強烈なインパクトを与えた。

アニメ化決定を記念し、2025年8月25日までの期間限定で、デジタルコミックス全19巻と短編集『LIAR GAME roots of A 甲斐谷忍短編集』が1冊20円(税抜)で配信中。連載開始から20年を経てもなお色あせない『LIAR GAME』。虚実入り混じる究極の心理戦がアニメーションでどのように描かれるのか、ファンの期待は高まるばかりだ。