アニメ『違国日記』が2026年1月に放送決定!沢城みゆきら声優キャストに「イメージ通り」と絶賛の声

ヤマシタトモコによる漫画『違国日記』が、2026年1月よりTVアニメ化されることが発表された。放送局はABCテレビ、TOKYO MX、BS朝日。あわせて第1弾キービジュアルとPVも公開され、SNSを中心に大きな反響を呼んでいる。

『違国日記』は2017年から2023年にかけて「フィール・ヤング」(祥伝社)で連載された人気作。人見知りの小説家・高代槙生と、両親を亡くした姪・田汲朝による同居生活を通して、孤独や世代差を抱えながらも心を通わせていく姿を描く。その深い心理描写と繊細な人間関係は高い評価を受け、『マンガ大賞2019』第4位、『このマンガがすごい!2024』オンナ編第5位、ダ・ヴィンチ「BOOK OF THE YEAR 2023」コミックランキング第1位など数々の賞に輝いた。連載終了後も多くの読者に支持され続けている。

アニメ版の監督は大城美幸、シリーズ構成・脚本は喜安浩平、キャラクターデザインは羽山賢二。音楽は『ピンポン』『チェンソーマン』で知られる牛尾憲輔が手がけ、アニメーション制作は「夏目友人帳」シリーズなどで知られる朱夏が務める。

主人公・高代槙生を演じるのは沢城みゆき。原作の空気感を肉声で継承できるよう集中して収録に臨んだといい、「絵と音楽と手を携えて皆様にお会いできる日を、期待と不安いっぱいで静かに待っているところです」と語った。田汲朝役には森風子が抜擢。初めて役を得たアニメ作品が『違国日記』であることを明かし、「『違国日記』は、人が人に心を掛ける、その難しさと尊さに気付かせてくれる作品です。私が心打たれたものが、少しでも皆様に伝わればと思いながら演じさせていただきました」と思いを寄せた。

監督の大城は「原作の読後感を大切にしつつ、アニメならではの『違国日記』を表現してみました」とコメント。脚本の喜安は「登場人物たちの営みに触れるたび、私は同じ痛みや喜びを味わえる自信があります。ぜひ一緒にご覧ください」と語った。

公開されたPV第1弾には、早くも多くのファンから絶賛の声が殺到している。沢城みゆきら声優キャストが「イメージ通り」と評され、さらに「画風も音楽も原作そのまま」と再現度の高さを称えるコメントが相次いだ。

孤独を好む小説家と、居場所を失った15歳の少女――正反対の二人が始めるぎこちない共同生活を描く『違国日記』。世代を超えて支持されてきた名作が、ファン待望のアニメとして動き出す。

TVアニメ『違国日記』公式サイト