宇宙世紀0105年、ハサウェイの葛藤が再びスクリーンへ
2026年1月30日に全国ロードショーとなった『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』が、公開初日から3日間の興行成績を発表した。週末3日間(1月30日〜2月1日)で興行収入8.4億円、動員51万人を記録し、同期間の映画動員ランキングで1位に輝く好スタートを切っている。
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本作は、宇宙世紀0105年を舞台に、反地球連邦政府運動「マフティー」を率いるハサウェイ・ノアの戦いを描く三部作の第2部。圧政を強いる地球連邦政府に対し、政府閣僚暗殺をも辞さない抵抗活動を進めるハサウェイは、不思議な力を示す少女ギギ・アンダルシアや、アデレード会議をめぐる連邦軍大佐ケネス・スレッグらとの駆け引きの中で、自らの目的と過去のトラウマに向き合う。
前作は公開3日間で興行収入5.2億円、動員25万人を記録していたが、今回はその数字を大きく上回る結果となった。単純比較で興収は162%、動員は倍以上に伸びており、前作からの期待値の高まりや、シリーズとしての浸透度が着実に積み上がってきたことをうかがわせる。
『ジークアクス』超えも『SEED FREEDOM』に及ばず
直近のガンダム劇場作品と比較しても、その存在感は際立つ。2025年1月17日公開の『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』は公開3日間で興収5.98億円、動員35.2万人を記録しており、本作はそれを興収・動員ともに上回った。一方、2024年1月26日公開の『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』は公開3日間で興収10.6億円、動員63万人というシリーズ屈指のスタートを切っており、『キルケーの魔女』はその記録には及ばないものの、歴代上位クラスに位置する水準と言える。
『SEED FREEDOM』が約20年ぶりの完全新作として大きな話題を集めたのに対し、『キルケーの魔女』は前作から続く物語の中編的ポジションである点も興味深い。続編作品でありながら、初動で8億円超を叩き出したことは、宇宙世紀シリーズへの安定した支持と、ハサウェイというキャラクターへの関心の高さを改めて示す結果となった。
ガンダムシリーズは近年、劇場作品が安定して高い初動成績を収める傾向にある。2021年の『閃光のハサウェイ』から2024年の『SEED FREEDOM』、2025年の『GQuuuuuuX』、そして本作へと、公開年ごとに話題作を投入し続けてきた流れの中で、『キルケーの魔女』はその系譜を確実に受け継ぐ一本となった。今後の累計興収がどこまで伸びるのか、シリーズ内でどの位置に着地するのかにも注目が集まる。
『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』公式サイト:https://gundam-official.com/hathaway/
