等身大の感情を描く青春ラブストーリーがアニメ化
2026年1月11日よりTBS系全国28局ネットで放送が始まったアニメ『うるわしの宵の月』。繊細な心情描写と、等身大の青春模様が注目を集める中、東京・下北沢にある老舗カレー店を訪れるファンの姿が、SNSを中心に増えつつある。
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原作は、やまもり三香による人気漫画で、「月刊デザート」(講談社)にて連載中。容姿端麗で落ち着いた立ち居振る舞いから“王子”と呼ばれるヒロイン・滝口宵と、もう一人の“王子”市村琥珀の出会いを描く青春ラブストーリーだ。等身大の感情を丁寧にすくい取る作風が支持を集め、今冬、待望のアニメ化を果たした。
宵の父親が営むカレー屋のモデル「茄子おやじ」に山根綺も
作中で宵が父親の営むカレー屋を手伝う描写が登場するが、そのモデルとされているのが、下北沢駅近くに店を構える「下北沢カレー食堂 茄子おやじ」だ。下北沢が“カレーの街”として知られる以前の1990年に創業した老舗で、長年この街を知る人々に親しまれてきた存在でもある。
路地裏にひっそりと佇む同店は、華美な演出こそないものの、落ち着いた雰囲気と変わらぬ味で支持を集めてきた。アニメ放送後は、作中のワンシーンを思い浮かべながら食事を楽しむファンの来店が目立ち、SNSには「ピリ辛で美味しい」「こんなに美味しいカレーを食べてニッコリ」「作品ファンとしてはコラボなんかも期待したい」といった投稿や写真が相次いでおり、ファンの間では“聖地”として受け止められているようだ。日常の延長線上にある実在の店だからこそ、作品世界との距離が近く感じられる点も、こうした静かな盛り上がりにつながっている。
こうした動きが広がる中、宵の中学時代からの友人・利根のばら役を演じた声優の山根綺は、第2話放送後にX(旧Twitter)で同店について言及。「宵ちゃんパパのカレー屋さん『茄子おやじ』は実際に存在します。私も通っている最高に美味しいお店です」と紹介し、「スペシャルの大盛りがおすすめ」とメニューに触れる投稿を行い、ファンの間で大きな注目を集めた。
下北沢の街に溶け込む一軒のカレー店と、等身大の青春を描く『うるわしの宵の月』。アニメと現実がさりげなく交差するこの場所は、今冬の新たな聖地巡礼スポットとして、静かな存在感を放っている。
『うるわしの宵の月』:https://uruwashi-anime.com/
