フジテレビ系で放送中の国民的アニメ『ちびまる子ちゃん』のオープニング主題歌が、2025年12月28日(日)放送回より刷新される。長年親しまれてきた「おどるポンポコリン」を、今回新たにAdoが歌唱することが発表され、注目を集めている。編曲はヒャダインが担当し、作品の節目を彩る新バージョンとなる。
「おどるポンポコリン」、アニメ化35周年の節目で新たな表現
『ちびまる子ちゃん』は1990年の放送開始以来、世代を超えて支持されてきた長寿アニメであり、「おどるポンポコリン」はその象徴とも言える楽曲だ。B.B.クィーンズによるオリジナル版は、当初エンディング主題歌として使用されながら社会現象的ヒットを記録。その後はオープニング主題歌としても定着し、時代ごとにさまざまなアーティストがカバーを担当してきた。
2019年4月からは、ももいろクローバーZによるバージョンが使用されており、今回の刷新は約6年8か月ぶりとなる。アニメ化35周年を締めくくるタイミングでの変更という点でも、大きな意味を持つ展開だ。

主題歌の変更にあわせて、オープニング映像も新たなものへと切り替わる。新映像には、アニメキャラクターとなったAdoが登場し、まる子をはじめとするおなじみのキャラクターたちと共演する。
フジテレビアニメ制作部のプロデューサー・竹枝義典氏は、今回の映像について「ビート」をコンセプトに、Adoのライブステージを意識した構成になっているとコメント。明るく、リズム感に乗って楽しめるオープニングになることが予告されている。
Xで語られた“記憶に残るエピソード”
主題歌発表と同時に、Adoは自身のX(旧Twitter)を更新。「あたしゃぁ~ グッピーの水槽にザリガニ入れたらグッピー全滅した回と、おとーむの回が好きだね」「ベッド作る回とお母さんのハンカチの回も好きだよ」とまる子の口調で投稿し、『ちびまる子ちゃん』への深い愛情をのぞかせた。
この投稿で挙げられたエピソードはいずれも、日常の失敗や勘違いをユーモアとともに描き、ほろ苦さや優しさが同居する作品らしさが色濃く表れた回として知られている。
「まるちゃん熱帯魚を買う」(第36話/1990年)
グッピーを飼い始めたまる子が、水槽にザリガニを入れてしまい、結果的に全滅させてしまうエピソード。無邪気さと現実の厳しさが同時に描かれる初期の名回だ。
「かきぞめの宿題」(第53話/1996年)
書き初めで「おとし玉」と書くはずが、「おとーむ」と読める文字になってしまう回。クラスでからかわれるまる子の姿が強烈な印象を残す。
「まるちゃん自分の部屋が欲しくなる」(第48話/1990年)
花輪くんの個室に憧れ、押し入れで“自分の部屋”作りを始めるまる子。祖父・友蔵と一緒に段ボール製の即席ベッドを作る、微笑ましくも切ないエピソードだ。
「おかあさんの日」(第19話/1990年)
母の日にハンカチを贈ろうとするも、姉の一言で計画が崩れてしまう回。最終的に描かれる母・すみれの優しさが胸を打つ。
Adoが歌う新バージョンの「おどるポンポコリン」は、12月29日(月)0時より各配信サイトにて音源配信がスタートする予定だ。長年親しまれてきた楽曲が、新たな表現者の声を通してどのような響きを持つのか。12月28日の放送回は、懐かしさと新しさが交差する特別な一日となりそうだ。
新オープニング主題歌 概要
楽曲名:おどるポンポコリン
作詞:さくらももこ
作曲:織田哲郎
編曲:ヒャダイン
歌:Ado
放送情報
放送日時:毎週日曜 18:00~18:30
放送局:フジテレビ系
新主題歌初回放送:2025年12月28日(日)
