『野原ひろし 昼メシの流儀』旋風に続け!「少年アシベ」シリーズ最新作、2026年春アニメ化

“昼メシ”超えなるか?! DLEによる第2弾プロジェクト始動

国民的ギャグ漫画『アシベ』シリーズの最新作『小3アシベ QQゴマちゃん』が、2026年春よりショートアニメとして放送されることが決定した。制作を手がけるのは、2025年秋に放送され大きな話題となった『野原ひろし 昼メシの流儀』を手掛けたDLE。同作はTVerアニメランキング1位を獲得し、オープニング映像がYouTubeで750万回再生を突破。ニコニコ動画でも第1話が100万回再生を記録するなど、深夜帯としては異例のバズヒットとなった。こうした快進撃を受け、「第2弾」として新作への期待も高まっている。

ショートアニメのテンポ感で描く“新しいアシベとゴマちゃん”

『アシベ』シリーズは1988年の連載開始以来、長く愛され続けてきた国民的ギャグ漫画。小学3年生となったアシベやスガオくん、そして相変わらず愛らしいゴマちゃんの日常を描く続編となる本作では、ティザービジュアルやPVで確認できるように、ショートアニメの気軽さとアシベらしいテンポ感が両立した仕上がりが特徴だ。

今回アニメ化される『小3アシベ QQゴマちゃん』について、原作者・森下裕美は「『少年アシベ』を見てくださっていた読者の方が大人になり、その方々と子どもたちにまた作品を届けられるのは作者として嬉しいです。34年前は小学1年生だったアシベが3年生になり、少し成長したゴマちゃんのお話を楽しんでください」とコメント。二世代に届く新作としての手応えを語っている。

制作陣のこだわりと広がる関連企画

監督・キャラクターデザインは山脇光太郎。ゴマちゃんの感情表現について「言葉を話さないぶん難しさもあるが、好奇心旺盛で何にでも突っ込んでいく動きをテンポよく伝えたい」と語る。プロデューサーの菅野あゆみは「森下作品の“可愛さ”と同時に、社会への鋭い眼差しだけは絶対に見落とさないように制作している」とコメントしており、原作の持ち味を踏まえた表現に挑む。

アニメ化発表に合わせ、マンガ配信サイト「webアクション」では第1巻(全30話)の全話無料配信が開始。原作コミックス第4巻の同時発売や、公式XでのQUOカードキャンペーンなど、放送前から関連企画が広がりを見せている。

『野原ひろし 昼メシの流儀』という“短尺アニメの新たな成功例”を生み出したチームが挑む最新作『小3アシベ QQゴマちゃん』。ショートアニメという新しい器で、アシベとゴマちゃんの再び動き出す日常がどのように描かれるのか。2026年春の放送に注目したい。

アニメ公式サイト   :https://qq-gomachan.com
アニメ公式X      :https://x.com/qq_gomachan
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