米津玄師「IRIS OUT」の店内BGM版、“あの歌詞”がピー音に!『チェンソーマン レゼ篇』主題歌に驚きの声

国内外で興行を伸ばす『レゼ篇』、拡大する人気が主題歌にも波及

9月19日に日本公開された劇場版『チェンソーマン レゼ篇』は、公開52日間(9月19日〜11月9日)で観客動員543万人、興行収入83.1億円を突破している。韓国やアメリカなど100を超える国と地域で上映され、全米ボックスオフィスランキングでは首位デビューを果たすなど、国内外で大きな話題を呼んでいる。作品の快進撃にともない、主題歌である米津玄師「IRIS OUT」も各方面で耳にする機会が増えているが、その“店内BGM版”をめぐって意外な反響が広がっている。

歌詞の「ゲロ」がマスキング処理、利用者の指摘で現象が浮上

商業施設向けBGMとして配信される「IRIS OUT」では、歌詞の一部が“ピー音”によってマスキングされている。対象となっているのは、歌詞中に登場する「ゲロ」という単語で、店内BGM版では該当部分に高周波の短いノイズが挿入されているという。

この“ピー音”版の存在は、飲食店やアパレルショップで曲を耳にした人々の報告から拡散した。11日にX(旧Twitter)で、この曲について「飲食店用があります? 明らかに『ゲロ』の部分でピー音流れて麺噴き出したんですけど」という投稿が広がり、「何度も聞いてるので間違いありません」「2回登場して2回とも現認できたのでガチです」「やっぱり聞き間違いじゃなかったんだ!」といった驚きや面白がりの声が相次いで寄せられている。

『チェンソーマン レゼ篇』の世界的なヒットを背景に、主題歌「IRIS OUT」は映画の余韻とともに多くのリスナーに浸透している。今回の店内BGM版の存在は、作品人気の広がりを示す副次的なエピソードともいえる。映画の勢いが続くなか、楽曲にまつわるこうした周辺的な話題も、作品世界への関心をさらに高めることになりそうである。

劇場版『チェンソーマン レゼ篇』公式サイト:https://chainsawman.dog/movie_reze/