好スタートの劇場版『呪術廻戦』で盗撮行為を確認、公式が注意喚起「犯罪行為です」

公開4日で動員46万人、ランキング1位を記録

11月7日に公開された『劇場版 呪術廻戦「渋谷事変 特別編集版」×「死滅回游 先行上映」』が、公開から4日間(11月10日まで)で観客動員数46万人と、週末映画動員ランキング1位を獲得。興行収入も7.1億円を突破としており、好調な滑り出しを見せている。

本作は、「渋谷事変」の再編集版と、2026年1月放送開始予定の第3期「死滅回游 前編」第1話・第2話を世界初公開する特別上映として注目を集めている。特に第3期では新キャラクター・禪院直哉が登場。SNS上では「渋谷事変の余韻から死滅回游への流れが熱い」「劇場で観ると迫力が違う」など、ファンから熱い反応が寄せられている。

SNSで盗撮画像の投稿、法的リスクを警告

その一方で、上映中の本編映像を盗撮した画像や動画がSNS上に投稿されていることが確認され、『呪術廻戦』公式サイトが11月11日付で注意喚起を発表した。公式は「劇場における映画の盗撮行為は、『映画の盗撮の防止に関する法律』(映画盗撮防止法)により犯罪です」とし、さらに「盗撮された映像をX(旧Twitter)やYouTube、TikTok、Facebook等にアップロードする行為は、著作権の侵害にあたります」と注意を促している。

これらの行為が発覚した場合、10年以下の懲役または1,000万円以下の罰金、あるいはその両方が科される可能性があるとし、公式は「皆さまに安心して映画を楽しんでいただくためにも、盗撮・無断投稿などの行為は絶対におやめくださいますようお願い申し上げます」と呼びかけている。

劇場は作品世界を最も純粋に体験できる場であり、その感動はスクリーンの中でこそ成立する。観客一人ひとりのマナーと敬意が、作品と創り手を守る力になる。正しいかたちで『呪術廻戦』の世界を楽しんでほしい。

TVアニメ『呪術廻戦』公式サイト:https://jujutsukaisen.jp/news/20251111_02.php