『野原ひろし 昼メシの流儀』第1話がニコニコ動画で70万再生突破!コメント文化と“昼メシ”が生んだ熱狂

動画プラットフォーム「ニコニコ」では、2025年10月より新作アニメ10作品を含む計34作品が、プレミアム会員向けに見放題配信されている。その中でも特に注目を集めているのが、人気シリーズ『クレヨンしんちゃん』の公式スピンオフ『野原ひろし 昼メシの流儀』だ。第1話「カレーの流儀/マグロ丼の流儀」は、配信開始から1周間足らずで再生数30万回を達成、10日で再生数70万回を突破。10月中旬時点で今期配信アニメの中でもトップクラスの視聴数を記録し、ニコニコ内ランキングでも連日上位をキープしている。

PRTIMES 株式会社ドワンゴ ニコニコ事業本部

本作は、国民的アニメ『クレヨンしんちゃん』の公式スピンオフとして、しんちゃんの父・野原ひろし(35歳)の“昼メシ”にまつわるこだわりを描く。原作は塚原洋一による同名漫画で、サラリーマンとして働くひろしが、限られた時間と小遣いの中で昼食を楽しむ姿をユーモラスかつリアルに表現している。TVアニメは2025年10月3日(金)よりBS朝日にて毎週夜11時から放送中で、各動画配信サービスでも順次配信が始まっている。

本作の人気を支えているのは、ニコニコ動画ならではの“コメント文化”との相性の良さだ。作品のテンポや演出が、コメントが流れる前提の視聴体験と噛み合い、視聴者同士が反応を共有しながら楽しめる点が支持を集めている。SNS上でも「みんなでワイワイ観る感覚が懐かしい」との感想が多く見られ、かつてのニコニコを象徴する“同時体験の盛り上がり”が久々に戻ってきたとの声もある。結果として『野原ひろし 昼メシの流儀』は、再生数70万回という数字以上に、プラットフォーム全体の活気を象徴する存在となっている。

さらに、オープニング映像もSNSを中心に話題を呼んでいる。Mega Shinnnosukeによる主題歌「ごはん食べヨ」に合わせて、CGで再現された野原ひろしが軽快に踊るノンクレジット映像が公開されると、「ひろしがぬるぬる動いている」「CGダンスがクセになる」といった声が続出した。

モーションキャプチャで描かれる“昼メシ前の高揚感”と、どこか脱力感のあるシュールな世界観が絶妙に噛み合い、作品全体の個性を際立たせている。配信本編に加え、オープニング映像までが拡散される現象となり、“ひろし現象”は今後もさらに広がりを見せそうだ。

野原ひろし 昼メシの流儀 第1話「カレーの流儀/マグロ丼の流儀」 – ニコニコ動画:https://www.nicovideo.jp/watch/so45466243