劇場版『チェンソーマン レゼ篇』の入場者プレゼント第2弾が29日に発表され、SNS上で大きな反響を呼んでいる。10月4日(土)より各上映劇場で配布される特典は、原作者・藤本タツキによる描き下ろしミニ色紙風カード。そこには、映画では叶わなかった”もうひとつの結末”が描かれている。
ミニ色紙風カードに描かれたのは、花束を抱え笑顔を見せるレゼと、そんな彼女をお姫様抱っこするデンジ。映画本編では描かれなかった、もしも2人に穏やかな未来があったなら――という“存在しない記憶”を切り取ったような一枚となっている。
X(旧Twitter)では解禁直後から「デンレゼ狂が望んでいた世界線」「これって存在しない記憶?」「公式が一番の悪魔してる」などの声が殺到。デンジ役の声優・戸谷菊之介も「おいおいおいおいおいおいお」と驚きを隠せない様子で引用リポストしており、キャストすら心を揺さぶられる特典となっている。
これまで二次創作やファンアートの中で描かれてきた“デンレゼif”が、原作者自身の手によって公式に提示されたことは大きな驚きをもって受け止められた。映画の切ない結末を知るファンにとっては、束の間の救いを与える一枚となっている。
入場者特典第2弾の配布は10月4日(土)より開始され、無くなり次第終了となる。同日からはMX4D、4DX、Dolby Cinemaといった体感型上映もスタートすることが決定しており、劇場でしか手に入らない特典を求めて再び足を運ぶファンも増えそうだ。
